ふるてつのぶろぐ

福岡在住のエンジニアです。

写真提供:福岡市

今夜は社内AWSもくもく会 - CloudFormer(ベータ版)のご紹介と使い方

こんにちはふるてつです。
今回も社内AWSもくもく会の内容です。

今日はCloudFormerをご紹介します。もくもく会で他の人に聞いた話ですが…

既存の環境から CloudFormation の Template を作るツールがAWSにあると聞き、早速試してみました。
下記の手順を実際に試してみましたので宜しくお願いします。
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AWSCloudFormation/latest/UserGuide/cfn-using-cloudformer.html

その1 CloudFormationのスタック作成

「メニュ」ーから「CloudFormation」を選びます。

f:id:tetsufuru:20190220204227p:plain

まだわたしの環境はなにも登録していない状態です。
この画面上で「新しいスタックの作成」をクリックします。
下の画面が表示されるようになります。
f:id:tetsufuru:20190220204355p:plain

「サンプルテンプレートの選択」欄には "CloudFormer" を選択して「次へ」進みます。 f:id:tetsufuru:20190220205303p:plain

「スタックの名前」欄と「パラメータ」欄を入力し、「VPCSelection」は "CreateNewVPC"を選択しました。
f:id:tetsufuru:20190220205647p:plain

「VPCSelection」は他に "default" も選択できましたが、"default" を選択するとデフォルトのVPC内にできる模様です。
デフォルトののVPCがどれなのかいまひとつ分からないのでdefaultはためしませんでした。

f:id:tetsufuru:20190220210224p:plain あと上記のオプションはなにも入力しないで進めることができます。

f:id:tetsufuru:20190220210319p:plain f:id:tetsufuru:20190220214541p:plain

上記のような確認画面が出ますので、
AWS CloudFormationによってIAMリソースが作成 ~ 承認します。」欄は チェックをいれて「作成」をクリックします。

f:id:tetsufuru:20190220214917p:plain これでスタックができあがりました。
あとはこのスタックを使用して以前わたしが作った VPC を Template 化していきます。

その2 Template作成

Templateを作成していきます。 その1で作ったスタックをクリックして詳細画面を開きます。

f:id:tetsufuru:20190221010647p:plain 下の方に出力欄が見えますが値が URL になっています。
その URL をクリックすると CloudFormer のウィザード画面が表示されます。
下記画面です。

f:id:tetsufuru:20190220215707p:plain まず使用しているリージョンを選択して「Create Template」をクリックします。

f:id:tetsufuru:20190220215836p:plain 「Template Description」には概要を入力し、そのあとはTemplateにしたいリソースが表示されるまで「Continue」をクリックし続けます。

f:id:tetsufuru:20190220220125p:plain わたしの場合はVPCをTemplateにしてみようと思い、以前作成したVPCにチェックを入れました(上の画面)

f:id:tetsufuru:20190220220331p:plain そのあとは選択したVPCに関連するリソースが自動で選択チェックされているようで、最後まで「Continue」をクリックし続けました。

f:id:tetsufuru:20190220220604p:plain そして最後に上記のような感じで Template(json)ができました。
グレーの部分が Template です。

感想

今回も客先から事務所にもどっての自社内「もくもく会」の内容でした。
実際のリソース(VPC)から CloudFormation の Template をリバースして作ってみました。
この Template を使って本当に今と同じ VPC が出来上がるかは、今回は試しませんでした。
いませっかく作っているVPCを消さないとならないので、それはもっと詳しくなった後でいいかなと思いまして。

それよりもできあがった json を確認することで、CloudFormationを使う時にどういう設定をすればいいか?を逆に推測できるかなと思いました。
Cloud Former を使いこなせば、きっとその点で良い参考になると思います。

では、お疲れさまでした。